「毎日机に向かう」を実現するための7つの習慣

さて、次男はあと数ヵ月で中学受験業界的に新4年生となります。

ここから数回の記事に分けて、低学年時代(約2年半)のふり返りをしておきましょう。

低学年における最大の目的は「学習習慣をつける」ことにあると思うので、まずはこの観点から「やってよかったこと」をまとめました。




【その1】「勉強した事実」を成果とする

要は、「知識を得る」「問題を解く技術を身につける」といった目標を設定しない ということです。
1年生の間は特にそうでしたが、次男が机に向かって学校の宿題と親が与えた課題をやり切ってくれるだけで「今日の成果は出た」と捉えるようにしました。
「どんな勉強をするか」「今日の勉強で何を身につけたか」という内容は問いません。
内容なんてどうでもいいので、1年生のときはダイソーの100円ドリルあたりをメインにやっていました。
2年生になってからは「全国標準テスト(受験研究社:内容は学校の補習レベルで現在は絶版)」という1枚ずつはがして使うドリルをやっていました。
いずれも、とても中学受験に役立つような内容ではありません。が、それでよしとしていました。


【その2】必ず「予告」する

たいていの場合、人間の感情の変化が起こるときは「想定外のできごと」がトリガーとなります。
「今日はこの勉強をしなさい」と唐突に言われるから「聞いてないよ!」という不満爆発につながるわけです。
なので、例えば「学校は勉強するところだから、1年生はみんな(学校の宿題以外にも)勉強している」といった話を、就学の半年くらい前から話しておきます。
全国統一小学生テストなどを受けるときも「明日テストに行くぞ!」ではなく、「来月はテストを受けに行く」くらいに予告しておきます。
もともと決められた予定だから、当然そのとおりに実行される」という状況をいつも作っておけば、親子バトル的トラブルはかなり回避できると思います。


【その3】「親は」予告を必ず実行する

原則として、親が「予告」したことを親は絶対に実行します。
後述しますが、子が「予告」を実行しないのは(条件付きで)「有り」です。

具体例を挙げます。
うちでは「1年生の間は(学校の宿題以外に)ドリルを毎日1ページやる」という予告を(就学前に)しました。
しかしダイソーのドリル1ページなんて、下手すりゃ5分で終わるわけです(笑)
すると、うちの妻が「そんなに簡単ならもう1ページやったら?」などと言いそうになるのですが…
そのセリフを口に出すのは絶対にダメです。
「頑張って早く済ませると逆に損をする」と子が思ってしまうと、もはやコントロールが効かなくなるでしょう。

逆に、「今日はドリルやらなくていいから」と親が言い出すのもダメです。
「課題をなくしてしまうと勉強が遅れるからダメ」という話ではありません
親の都合で唐突に課題がなくなると、「ワンチャン勉強をしなくていいことがあり得るんだ!」ということを子が学習してしまいます。
その後、子が常に「ワンチャン」に賭けるようになってしまうと、家庭内の秩序がガタガタになるかもしれません。

「予告(勉強・課題)」を親の側から破棄する際に、もっとも多い理由のひとつは仕事の都合でしょう。
仕事が忙しい親の場合、「子がこなせるかどうか」よりも「親がどんなに忙しい時期でも子の勉強に付き合えるかどうか」という基準で家庭学習量を決めるべきだと思います。


【その4】子には「1歩だけ」ゆずってよい

大人でも有給休暇とかありますからね。
子供も、たまには「勉強したくない」ということがあっても許されるべきだと思います。
大人の有給みたいに「1年に20回だけ勉強しなくていい権利」といった総量規制を設けるのも良いかもしれません。


【その5】「やってほしい」けれど「子が嫌がりそうなこと」を常に用意する

うちでは「1年生のときはドリル1ページ」「2年生のときはドリル2ページ」「3年生のときはプリント4枚」を毎日の課題としました。
(指数関数っぽいですが、たぶん4年生で8枚にはしません(笑))

1~2年生の時期は分量的に楽勝でした。
が、3年生になると「毎日プリント4枚」はなかなか履行できませんでした。
なので、口先では「4枚やれ」と言いつつ、子が嫌がったときはいつでも「1枚やらなくてよい」と言うことにしていました。
「やるに越したことはないがやらなくてもよいプリント」として、あえて子の苦手な分野を1枚まぜておけば、ほかの3枚を確実にやってもらえます(笑)
この手法は、ビジネス本などによく載っている「ドア・イン・ザ・フェイス」というアホっぽい営業テクニックと本質的に同じです。
アホっぽいですが、スレていない子供には効果的です(笑)


【その6】ゲームと勉強を「トレード」しない

これは単に声のかけ方だけの問題です。
子供のゲームを止めさせたいときに「ゲームしたければ先に勉強しなさい」とか「勉強していないのにゲームしちゃダメ」といった言い方はしないように心掛けました。
「勉強はゲームの敵だ!」と子に思わせないためです。

いくら鼻息が荒い親でも、低学年の子に学校から帰ったら寝るまでぶっとおしで勉強させたりはしないでしょう。
「勉強もしていないがゲームもしていない無駄な時間」が必ずあるはずです。そういう「無駄な時間」をゲームの敵にしてしまいましょう。
「勉強のせいでゲームができなくなった」のではなく「無駄にダラダラしていたせいでゲームができなくなった」と、子に思い込ませます。
あるいは「ゲームしている時間が長すぎるので、さすがにそろそろ止めなさい」(「ゲームやめて勉強しなさい」とは言わない)でも構いません。


【その7】テストの「成績」を本人に教えない

繰り返しますが、うちでは「勉強の習慣化」が最大の目的であり、成績如何は二の次でした。
つまり、成績が上がろうと下がろうと、毎日の学習内容に変わりは無いのです。
なので、本人(子)が成績を知る必要はありません。
本人が成績を知らないのだから、「成績が上がった」とか「成績が下がった」といった話題が家の中で出ることもありません。
こうすれば、成績に起因するバトルなど起こりようがないので、家の中が平和になります(笑)
ただし、「テストでできなかった問題」を個別に伝えて、解き直しはやりました。


以上、いかがでしたか?
この2年半、ほかにも「やってよかったこと」「やって失敗だったこと」はたくさんあるので、いずれ紹介していきます。








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